厚生労働省・国土交通省・環境省の合同でアスベスト対策に係る全国一斉パトロールを10月頃~11月頃まで実施することが厚生労働省のHPに掲載されていました。
パトロールでは今後石綿含有建材を使用する建築物等の解体工事等が増加することが想定される中、
解体工事に伴うアスベスト飛散防止など、これまで以上に現場における法令の遵守徹底が重要になる為実施する事になりました。
このため厚生労働省、国土交通省、環境省と合同で、石綿対策に係る全国一斉パトロールを呼びかけるなど、
労働者の石綿等によるばく露防止対策の徹底や再生砕石への石綿含有産業廃棄物の混入防止の徹底について連携して対応するとの事
厚生労働省・国土交通省・環境省では確認してくる所が変わってきます。
・厚生労働省では、労働安全衛生法、石綿障害予防規則の遵守状況の確認及び周知徹底
・国土交通省では、建設リサイクル法の遵守状況の確認及び周知徹底
・環境省では、廃棄物処理法、大気汚染防止及びフロン排出抑制法の遵守状況の確認及び周知徹底
アスベスト比較.comに登録して頂いている会社様にも全国一斉パトロールで変化があったか確認した所、
労働基準監督署に計画書の届け出をした際に立ち合い検査の実施があると言われたそうです。
対策としては足場上で作業する際フルハーネスの着用・作業員に資格証の携帯・防護マスクのファン作動状況の確認・オンラインでの職長会議など
パトロール対策の共有を行っていくそうです。