WJ工法について
ウォータージェット工法(WJ工法)とは
ウォータ―ジェット工法とは水圧ポンプによって高圧化した水を噴射し、剥離・切断などを行う施工技術です。
この加工技術は水を使用しており、環境に配慮した優れた工法として注目されています。
また、科学的リスクのともなう現場でも、施工が安全にできることが特徴です。
アスベスト除去を行う際にも、安全かつ迅速に行うことを実現することに成功しました。
WJ工法を使用した代表的なアスベスト工事を紹介します。
①アスベスト塗膜剥がし工事(水少量・超高水圧)
石綿含有外壁塗材及び石綿含有下地材を安全かつ勝実に剥離除去を行う工法です。
ウォータージェット工法を活用することで、外壁は剥離と同時に吸引し、汚水もろ過する為、アスベストが飛散する危険性がなく安全性に優れた剥離除去工法として認められています。
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施工前
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除去作業
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施工完了
②煙突洗浄工事ライニング工法
1991年(平成3年)頃までに建設された煙突のうち、ボイラーや非常用発電機に接続されているものには、アスベストが使用されているケースが多々あります。
煙突内部及び俳煙管に施されたアスベスト含有材に高圧化した水を使用して自動洗浄装置にて斫り撤去する工法です。
作業員が通常入ることの出来ない場所においても施工が可能で、安全かつ確実に除去可能です。
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施工前
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除去作業
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除去
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施工完了
③石綿セメント円筒管除去
石綿セメント円筒管とは2004年(平成16年)に製造終了となった、石綿(アスベスト)とセメントを主原料とし製造した円筒管で、換気用円筒材・排水管など様々な場所で使用されています。
石綿セメント円筒管除去は、単独で各階毎に埋設されているアスベスト成形管に、屋外より超高圧噴射ノズルヘッドを挿入します。
そして、高圧化した水で徹底的に破砕し、アスベストを完全に除去することが可能です。
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施工前
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除去作業
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除去完了
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施工完了