大阪府貝塚市のメーカーが製造し、貝塚市のふるさと納税の返礼品などとして流通しているバスマットとコースターから
基準値を超えるアスベストが検出されていたことがわかり回収を進めることになりました。
厚生労働省と貝塚市は既に流通しているバスマット約1万8000枚とコースター約8500枚の回収を呼びかけています。
アスベストが検出されたのは「CARACO」という珪藻土を使用した製品のバスマットとコースターで
厚生労働省と貝塚市がそれぞれ検査を行った結果、重量の0.1%を超えるアスベストが検出されたということです。
今回の製品は2001年に仕入れた珪藻土製品を2016年に加工して開発したものでした。
貝塚市の分析では最大0.61%のアスベスト含有が確認されました。
※アスベストは健康被害が生じるおそれがあり0.1%以上含む製品の製造・提供などは2006年の改正労働安全衛生法施行令で禁止されています。
製品を削ったり割ったりしなければ飛散のおそれはないということだが、すでに破損しているなどの心配がある場合は
アスベストが飛散しないよう袋に入れテープ等で封をして保管しメーカーや市から連絡があるまでは廃棄しないよう呼び掛けています。